声楽コース
【対象】
1)国公立大学、有名私立大学を目指している大学受験生 (※ 声楽を必要とする器楽受験生を含む)
2)宝塚音楽学校を目指している小中高生等
【目的】
歌うための身体を作ることを目指します。歌は楽器を必要としませんが、裏を返せば、身体そのものが楽器ということになります。自分自身で歌うための身体を築き、磨いていかなければなりません。
【方法】
ミュージックスクール徳島では、フレデリック・フースラー発声法を基本とし、各種のヴォイス・トレーニングを行います。フレデリック・フースラー発声法とは、1965年にドイツで確立された発声法で、生理学的・医学的に実証されている発声法です。
【専科指導】
1)イタリア歌曲・ドイツ歌曲・日本歌曲・オペラなど
2)コールユーブンゲン(Chorübungen)・コンコーネ(Concone)・新曲視唱・聴音・音楽理論など
3)誰もが短期間で体得できる呼吸法・発声法・表現法
頭声共鳴・口腔共鳴・胸声共鳴(チェストの共鳴)・鼻腔共鳴(マスクの共鳴)の四つの共鳴を自在に操ることで、声量が増し、表現力や歌唱力がレベルアップします。
生活の中に呼吸法・発声法を取り入れることで、3ヶ月〜6ヶ月もあれば声量が増し、美しい良い声になります。
【副科ピアノ指導】
国公立大学、有名私立大学受験の際、ピアノの試験が含まれることがあります。国公立大学、有名私立大学を目指す受験生のために、必要なピアノ指導も行います。
【使用教材】
1)イタリア歌曲集および、その他のヴォーカル楽譜
2)コールユーブンゲン必修共通教材(大阪開成館発行)
コールユーブンゲンは、ドイツのミュンヘン音楽学校の合唱練習書として使用されており、音楽を志す者にとって世界標準の基礎的素養となります。
コールユーブンゲンの正しい歌い方を習得することによって、滑舌がよくなると同時に音程も良くなり、リズム感、表現力、ブレス及びフレーズの問題も自然に解決します。
ピアノ、声楽、管弦打楽器、他の分野に於いてもコールユーブンゲンは極めて重要なものです。音楽に必要な基礎的な感性を習得でき、音楽のレベルアップにつながります。
国公立の教育学部や音楽学部、有名私立音楽大学では、入試科目として聴音や新曲視唱、コールユーブンゲンなどの試験があります。